この日の興行は特に大きなサプライズもなく、淡々と試合が進んだ。-O-カーン選手の今後が楽しみなくらいである。
新しいプロレス
第6試合 G1 CLIMAX30 優勝決定戦
飯伏幸太vsSANADA
優勝決定戦といえば毎年名勝負が生まれるが、この試合は「リーグ戦の延長線上」というスタンスで淡々と試合が進み、感情が揺さぶられることがなかった。この試合を解説者の蝶野さんとライガーさんは「新しいプロレス」と表現していた。
名勝負といえば観客の感情が揺さぶられ、熱狂の渦に巻き込む試合であると思う。飯伏選手もSANADA選手も名勝負と呼ばれる試合をいくつも経験しているが、この試合はいまいちスイングしていなかった。