ノアが持つ「明るく楽しい」部分が見えた良興行。新日本プロレスで感じたモヤモヤ感がこの興行を見て一気にスッキリした。
明るい未来が見える
第1試合 稲村愛輝vs岡田欣也
15分時間切れ引き分けに終わったが、個性が発揮された試合。稲村選手はパワーで岡田選手は鋭い蹴りという対比が素晴らしい。ノアの未来は明るい。
発揮された雅央ワールド
第2試合 モハメド・ヨネ、アレクサンダー大塚vs齋藤彰俊、井上雅央
試合後になぜか味方の齋藤選手が抗議していたのが印象的。雅央ワールドは相変わらず存在し、面白い。
謎のマスクマンの正体は?
第3試合 ザ・リーヴマスク1号、2号、3号vs覇王、仁王、タダスケ
リーヴのCMが流れる中入場する前代未聞のレスラーでつかみはバッチリ。「わっからーない」を披露するものの、Tシャツに書かれてある番号が仇となって作戦失敗など楽しい要素満載の試合。マスク剥ぎも本来ならば反則裁定であるが、面白いからという理由で試合続行した。正体が露わになると金剛軍もやりやすくなったのか、試合がスムーズに進んだ。
ちなみに消毒作業中もリーヴのCM音声だけが流れるシュールさ。
謎のこだわりが仇に・・・
第4試合 潮崎豪、清宮海斗、稲葉大樹vs杉浦貴、NOSAWA論外、カズ・ハヤシ
論外選手が主役。シャイニング・ロンザードは味方の杉浦選手、カズ選手が急かすも膝の痛さを理由にできずじまい。そして論外選手は潮崎選手の剛腕ラリアットに沈む。
求めていた「バチバチ」
第5試合 モハメド・ヨネ デビュー25周年記念試合
モハメド・ヨネ、池田大輔、日高郁人vs丸藤正道、石川雄規、田中純二
石川選手と池田選手の「バチバチ」がとにかく爽快で熱狂した。丸藤選手によるチョップ25連発はなぜか日高選手が受けるなど、面白い部分もあったが元バトラーツ同士のバチバチした闘いにしびれた。