2年ぶりに新人選手がデビューし、ユニットの選手の出入りも起きた良興行。
ノアの未来は明るい
第1試合 矢野安崇デビュー戦 岡田欣也vs矢野安崇
ノアにとっては2年ぶりの新人選手。稲村選手や岡田選手などノアには期待の若手選手が多くいる。生え抜き選手が少ないといわれるノアでいかに輝くか、今後に期待。
スティンガー分裂
第3試合 スティンガー(鈴木鼓太郎、小川良成、HAYATA)vs金剛(覇王、仁王、タダスケ)
試合中の誤爆をきっかけにスティンガーが分裂。ユニット再編ありえる内容。鈴木選手は孤立。
ノアのジュニアは人間関係が複雑であり、そしてチームも目まぐるしく入れ替わるため見逃せない。
稲村選手がまさかの金剛離脱
第4試合 潮崎豪、清宮海斗、谷口周平vs拳王、中嶋勝彦、稲村愛輝
試合は潮崎選手と中嶋選手の前哨戦で盛り上がる。試合は清宮選手がGHCナショナル王者の拳王選手から直接ピンフォールを奪い、同王座へ挑戦表明。
試合後、清宮選手と稲村選手が拳王選手の目の前で握手。そして稲村選手が拳王選手に深く一礼し、彼を残したまま退場。
ユニットからの離脱といえば裏切りが想像されるが、この離脱劇は平和そのものでありある意味衝撃を受けた。
YO-HEY選手の受けっぷり
第5試合 GHCジュニアタッグ選手権 原田大輔、小峠篤司vsYO-HEY、吉岡世起
王者は原田選手と小峠選手の桃の青春タッグ。YO-HEY選手と吉岡選手のフルスロットルが挑戦。コンビネーションでは桃の青春タッグが上で、フルスロットルは個人の能力で打開する展開。YO-HEY選手の見事な受けっぷりが印象に残る。
わかりやすい技巧派vsパワー
第6試合 GHCタッグ選手権 杉浦貴、桜庭和志vsマサ北宮、征矢学
金剛は見るからにパワーファイター。対する杉浦軍は技巧派というわかりやすい構図。征矢選手と北宮選手のパワーが目立ったが、桜庭選手の腕殺しぶりがすごかった。最後は変形キーロックで桜庭選手の見事な勝利。
試合後の杉浦選手のマイクは大荒れの大会とは思えない平和なものでほのぼのとした。この空気感が出せるからこそ、杉浦選手は人気なのだと納得。