明るく、激しく、楽しいプロレスを一番体現しているDDTプロレス。この日も面白い試合から激しい試合までバラエティ豊かだった。
タブーに触れまくり
オープニングは菊タローvsアントーニオ本多vs男色ディーノの3WAYマッチ。元気のない菊タロー選手を励まそうと、今林GMも巻き込みつつ様々な試みを行うアントンと男色先生。しかしどうやっても元気が出なかったが、「ハワイ」と「監獄」という二大タブーに触れてしまい、激昂した菊タロー選手による監獄固めが男色選手に決まり、勝負あり。
水と油
KO-D8人タッグ選手権の試合後、突如としてプロレスリング・ノアの拳王選手が登場。「名ばかり社長」と言いつつ高木三四郎選手へ頭を下げる。しかし、その後はDDTを「学芸会レベル」と批判し、いつも通りの拳王選手。やはり、水と油の関係かと思ったがそこに坂口征夫選手が登場。DDTで最も怖い人が出てきた。
レスラー同士の闘い
DDT EXTREMEとアイアンマンヘビーメタル級王座戦はクリス・ブルックスvs赤井沙希の男と女の闘いだった。しかし、赤井選手は普段から男子レスラーのリングに混じって闘っているため、ハンデはそこまで感じることはなくプロレスラー同士の闘いに見えた。クリス選手もそこをわかっているため、赤井選手に敬意を表して通常ルールでの闘いにしたと思う。
まとめ
DDTは決してふざけてプロレスをしておらず、どの団体よりも真面目にプロレスを考えている団体であることがわかる。