ノアTVマッチ二日目。もし観客が入っていればと思う試合が多かった。
健在のカシンワールド
ケンドー・カシンと井上雅央のシングルマッチ。カシン選手が前日のTVマッチでなぜか井上選手に対戦要求したことから実現したカード。カシン選手は相変わらず自身の世界へ引きずり込む。アクリル板を使った攻撃などで相手を翻弄し続けた。最後も腕ひしぎ十字固めで勝ち、マイクパフォーマンスをしたかと思ったらなぜかレッスルユニバースの宣伝。
ファンキーはノアに不要?
金剛(中嶋勝彦、マサ北宮、仁王)とファンキーエクスプレス(モハメド・ヨネ、谷口周平、齋藤彰俊)の6人タッグ。中嶋選手の攻撃がいつもにも増してエグい。試合後もファンキーエクスプレスへ廃業を迫るような発言。しかし実力者がそろい、「明るく楽しい」を体現するファンキーエクスプレスはノアにとって必要であると思う。
やられっぷりはまさにプロレスラー
メインは杉浦軍(杉浦貴、村上和成)とM's alliance(丸藤正道、望月成晃)のタッグマッチ。村上選手は殴る蹴るだけで試合を成立させ、技らしい技をほとんどしない。しかし、やられっぷりはまさにプロレスラーであることがわかった一戦。丸藤選手の虎王・零を受けて倒れる姿、そして技を避けず受ける姿に感動。また、頭突きで流血した姿は2002年の新日本プロレスでのIWGP戦を思い出した。
まとめ
若手からベテランまでバランスが良く、内容もプオタを満足させるノアはまさに顧客満足度が高い団体。