敗れてもなお輝き続ける逸材はやはり「100年に一人の逸材」
相手も認める覚醒ぶり
第2試合 YOSHI-HASHIvsKENTA
YOSHI-HASHI選手が完全に覚醒している。グラウンドの攻防ももちろんだが、粘り強さが出ている。「棒」とさんざんいじっていたKENTA選手がYOSHI-HASHI選手を称えるなど、単なるジョバーから善戦マンへと変貌を遂げている。
さすがのザック
第3試合 ジュース・ロビンソンvsザック・セイバーJr.
ジュース選手の体格を生かした攻撃がヒットするも、ザック選手はまるでタコのような関節技地獄でジュース選手を苦しめていく。そして最後はザック選手のヨーロピアンクラッチが決まり、ザック選手の勝利。
頭を使って、闘うプロレス
とにかく頭を使って相手を出し抜く。矢野選手がテーピングでグルグル巻きかと思えば、内藤選手はセコンドの辻選手をうまく使って攻撃。急所への攻撃もお互いレフェリーのブラインドを突き続ける。矢野選手は悪質タックルまで出したが内藤選手が一枚上手だった。
EVILに明るい未来を少し感じる
第5試合 後藤洋央紀vsEVIL
ダーティーファイトが目立つEVIL選手。安易な方向へ流れてしまい、このままバレットクラブに埋もれていくのではと心配したが随所で見せる受け身の巧さ、カウンター技として猛威をふるい始めたEVILなど、少しずつ明るい未来が見えてきたと感じる。後藤選手は思ったより重症。
エースたる所以
第6試合 棚橋弘至vsSANADA
なぜ棚橋選手はエースなのかはこの試合を見ればわかる。試合に起承転結がしっかりとしており、相手を光らせる。棚橋選手が敗れはしたが、お互いがお互いを光らせてリングがまぶしく見えた。
エースの試合はパッと見るのでなく、じっくりと腰を据えて見るのが最もよい。