2016年より8年もの間契約した新日本プロレスワールドをついに解約した。ここ数年間、新日本プロレスが提供する試合で感動したことがなく、プロレスが単なるバラエティショーと化している現状についに怒りが爆発した。
レスラーが己の限界を超え、ファンの大声援でよみがえる姿。試合に負け、勝負に勝つレスラー。見る人の人生観が変わる試合を見たかったが、新日本プロレスにおいては2023年レッスルキングダムのケニー・オメガvsウィル・オスプレイの試合を最後に1年以上、感動する試合が全くなかった。
乱入介入の多さによりむしろ、バラエティー番組を見る感覚でプロレスを見てしまっており、笑うことはあっても感動の涙を流すことがなくなっていた。前座でならバラエティー番組のようなプロレスもありだが、メインイベントでこれをされてしまうと興ざめしてしまう。
このようなバラエティー番組を見る感覚をプロレスには求めておらず、レスラーの闘う姿から生きる勇気をもらいたかった。シュートとヤオを超越したプロレスというジャンルが単なる脚本ありのバラエティー番組のようになっている現状についに怒りが爆発した。
今後、新日本プロレスワールドは「闘いのワンダーランド」と呼ばれていた時代のプロレスがもう一度ふと見たくなったときに契約することはあるが、しばらくはなさそうである。