【仏教】悟りたいも欲

「悟り」を得たいというのも欲求である。欲求が全くない無欲とは、現状維持を善とし変化を嫌う。

実際、無趣味でかつ無欲の状態であると何かを変えようとする意欲がない。燃えるようなことがなく、毎日をただ無為に過ごしている感覚に陥る。

無欲であると「現状維持こそ嗜好」であるという思考に陥る。なお、「生きたい」というのも「死にたい」というのも欲求がある状態である。

よって、無欲になるのは非常に困難である。「悟り」を得たいと思うのも現状を変え欲求がある状態である。