かつては週刊ゴングや週刊プロレス等の専門誌でしか試合情報を得ることができなかった。現在では瞬時に映像にアクセスでき、プロレスをすぐ見ることができる
誰でもすぐに映像へアクセスできるようになったのはここ10年の傾向であり、公式によるオンデマンド動画配信サービスの提供も同じである。瞬時に映像を見ることができるのはよい時代だが、同時に想像する楽しさが失われた。
「活字プロレス」は記者によるレポートを通して試合を振り返ることになる。たとえば新技が出たら写真を見て動きを想像する。想像したものでプロレス仲間と語り、ときに実践するのが面白かった。
誰でも瞬時に映像にアクセスできるよさもあるが、活字から内容を膨らます楽しさがかつてのプロレスにはあった。